2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「The Lady Eve」

昨日に引き続き、スタージェスの映画、 「レディ・イヴ」を観る。 超ビッグなエール(ビール)会社の御曹司で、 ちょい変わり者の男がアマゾンで蛇の研究 をして1年を過ごし、その帰途、豪華客船 に乗り合わせたカード詐欺師の一団の娘と 恋に落ち、ウソがば…

「ニセS高原から」byポツドール

劇団やら舞台やら、よく知りもしないくせに 臆面もなく書きます。 というのが、大前提でございます。 ひとつ、よろしゅう。 ここのところポツドールという劇団が気になって いるのだが、新作の公演は10月とのことで、それ ならと、4つの劇団の演出家が日替…

「サリヴァンの旅」

プレストン・スタージェスの「サリヴァンの旅」 を観る。 んも〜、面白い!! 明け方にヘッドフォンをつけて観ていたのだけど、 声を出して笑っていた。 映画の音声より、こっちのが近所迷惑に違いない。 何が面白いって、まずバカバカしさが念入りな ところ。…

誕生日

今日は宮沢賢治の誕生日であり、マザー・テレサの 生まれた日であり、藤竜也が64歳になり、ずいぶん前に 生まれた私が、無事、健康にいままでの年月を過ごして 来れ、何人かの人に"誕生日おめでとう"と言ってもら えた日でもある。 (同じ日生まれも、さまざ…

「TARNATION」

シネ・アミューズに行った。 狭くて暑くて淀んでる。 なんで空調、切ってんの? カフェという名の元の安いスペースは、 ガシガシ冷えきってるというのに。 環境って大事だよ。 とまあ、ここのところ小さな名画座の 丁寧な良さにひたっていたので、アミューズ…

まいるわけ

数年前くらいから、薄々気づいてたのだが、私は 骨格至上主義者なのかもしれない。 たとえば、この間、ある作家がテレビで 話しているのを見た。 その作家の作品は、一度だけ文庫で読んだ。 その作家の作品が原作の映画は、観に行ったら 予想以上に面白くて…

帰省の途上

逢ひたくて 盆待つ心 あはれ哉 実家に向かう新幹線の中で、俳句(になっているのかどうか) などひねりつつ、盆休みに突入したのは先週末のこと。 会うなり、兄に"お前、太り過ぎやわ〜!!"とのたまわれ、 "取り返しがつかんようになる前に、どうにかしいや"と …

 「男と女2」byクロード・ルルーシュ

昨日に引き続き、明け方に「男と女2」を観る。 これは初見。 「男と女」の20年後という設定で、女は映画制作者に、 男はカー・レーサーを引退して、大好きな息子と 海に船を浮かべて暮らしている。 この船の家が最高! 「ライフ・アクアティック」の潜水艦…

「男と女」byクロード・ルルーシュ

明け方、クロード・ルルーシュの「男と女」を観る。 大好きな映画だ。 久しぶりに観たためか、心持ちに変化があったのか、 いろいろ新たに思うことがあった。 とにかく、時間の積み重ね方がすばらしい! 若いふたりの恋ではないから、ツ、ツツ、ツ、ツツツ・…

 グレン・グールド

今日、ある音楽家に仕事の関係でお会いした。 その方の奏でる音楽は、夏の終わりの夕暮れの、 静かな波打ち際にいるような心地よさと安らぎと、 ゆるやかに深くなっていく夜の向こうにはまた 明日があって、きっと新しい一日も心豊かに 過ごせるんじゃないか…

七夕祭り

自転車の範囲内の商店街で、七夕祭りが開催中というので 行ってきた。 祭り好きとしては、夏に一度は祭りばやしを聴かないと 落ち着かない。 けど、今日のお祭りは七夕祭りで、祭りばやしはなかった。 いつもの商店街が、ずらーっと自分の店の前に自分の店の…

「山猫」byヴィスコンティ

先日の、しばしの甘やかで透明な眠りの贈り物を 用意してくれていたヴィスコンティ監督の寛大さ への感謝の念で(ホンマか!?)、もういちど、 早稲田松竹に足を運ぶ。 「山猫」・・・乾いた風、砂埃、黄色く焦げる太陽。 数々の燭台、必ずどこかに白を配した身…

「サウンド・オブ・ミュージック」

高田馬場にある早稲田松竹に、ルキノ・ヴィスコンティの 「山猫」を観たくていく。 併映は、「サウンド・オブ・ミュージック」。 何度も観たことのある作品なので、パスしようかと思ったものの、 映画館で観るのは初めてだし、デジタル・リマスター完全版と…