高校は伏見、大学は早稲田

花園ラグビー場に観に行こうと思えば余裕で行けたのだが、ま、高校ラグビーはまず高校生がたくさん見に行くし、大阪はラグビーに熱いらしいし、関係者もわんさか行ってるはずだし、もう準決勝に決勝だし、と行かずに家でぬくぬくと観戦。伏見が勝って、よかったよかった。
大学ラグビーも大学生がわんさか行くし、校歌とかうたわれちゃうし、私の母校は大学ラグビー二部リーグだし、それに何よりことしは大阪にいたので秩父宮には行けないし、で、準決、決勝とこれまた家でぬくぬく観戦。今年の早稲田は圧倒的に強い。去年からしか知らないけれど、五郎丸渉くんを私はひそかに応援しているわけだが(去年は五郎丸くんと後藤翔太を応援していて、とにかくよく働く後藤くんはスゴイなと思っていたら、偉いことに05年より神戸製鋼に入ってくれた! 五郎丸くんも早稲田卒業の暁には・・・)、その五郎丸くんだけじゃなく、チーム全体のレベルの高さが素人目にもわかるくらい、圧倒的に強い。スキがない。しかもパワーだけで強いってわけじゃないのが美しいところ。
こんなパーフェクトなチームで崩れることなく優勝まで上り詰めたっていうのが、本当の強さの証明なんだろうな。剛と柔をあわせもつっていうの? んで、主将が繰り返し"(応援を含めた)みんなの力があってこそ勝てた"と感謝し続け、中でも"今日、試合に出ていない4年生の力があったから"と早稲田なのに関西訛りで言うのが、ちょっとぐっときた。チームプレー、何それ、な10代20代を送っていた私としては、じんときた。私には無理だけど、チームプレーっていいなとラグビーを観るようになってから少しずつ薄く重なっていくように思うようになっている。
4年生のそれぞれの選手がトップリーグのどのチームに行くのか、或いはラグビーから離れて就職するのか知らないけれど、こうやって少しずつ、あ、この人ここに入ったんだ、とかいうのがわかっていくのが年月ってものなのでしょう。