コンドルズ

昼ごろに起きて、BSで相撲を見、14時過ぎから
録画モードにして習い事というか体を動かしに行き、
17時半ごろ帰宅すると、ビデオが録れてなかった・・・。
こんなんばっかり。

で、再び録画モードにして出かける用意をし、
新宿へ。
初めて観るコンドルズというユニットのダンス公演。
楽しみ楽しみ。

のっけから、近藤良平の踊りに引き込まれ、
全員でのダンスに目を奪われ、爆音で流れる音楽の
選曲センスがいいなーと気づいたのはあとのことで、
とにかくいま目の前で躍ってる、その足や手やその先に
ある何か、ドキドキと心臓が強く早く打って、
たまに起きる強烈な集中視力を発揮して、ものすごく、観た。
近藤良平と、もうひとり、ぎゅいっとつかむダンサーがいる。

うわ〜〜〜となってるところで、映像が差し挟まれ、
ちょいコントみたいなのがあり、オープニングのクレジット
映像が流れ、さらにコントみたいなのが・・・と思っていたら、
舞台の構成のほとんどはコントなのね。
それはそれでいいんだけど(固定客とおぼしき人たちは大受けしてたし)、
私はダンスを観に行ってたので、もっと躍って躍ってと、
そっちに気がいって、暗転するたびダンスに期待するものだから、
またコント、っていうのの繰り返しだったのがちょっと残念。

再び、ハッと身も心も目も聴覚視覚嗅覚触覚までも奪われたのは、
ラストに向けての、近藤良平のダンス。
この人が、歩いて出てきただけでも、もう空気が違う。
気配が動き出して、指のその先に、まだ何かが動いているような、
なんともゾクゾクする"空間"が、ゆるやかに緊密に、確かにある。

うわ、うわ、うわ、の連続。
ああこの人の踊りだけ観ていたい。
そんなことになったら、呼吸するの忘れてひっくり返っちゃうだろうか。

もうひとり、キビっといい踊りをしてたのは、藤田喜宏という人。
好きだな、この人のダンス。
これっくらいのダンサーがまとまって躍ってたら、
これまたたまらなくすごい空間になりそうだなと思う。

どうやら近藤良平の独踊っていうのがあるらしい。
観たい観たい観たい。

ジャンプひとつでもすごいんだから。
動きを止める瞬間ひとつとっても、とんでもないんだから。


その帰りに、初めて、スープカリーってのを食べる。
昨日、一緒にいた人が北海道まで食べに行って、
1週間、食べ続けたって聞いて、そんなに美味しいものなら
食べてみたいと思っていたところ、たまたま新しくできたらしい
店を発見。
昨日のカリーっ食いが食べたものと同じじゃないにしろ、
食べてみたら、おいしかった。
満足した。
近所にあればいいのにな、と思った。
でも今日は、運動したあとに何も食べずに家を出て、
そのままコンドルズの舞台を観たあとだったから、
お腹は激減り状態。
もう一回、食べに行って、美味しかったら、ほんとに美味しいって
ことにしよ。